
こんにちは。
連日、新型コロナウィルスの感染者数がメディアを賑わせていますね。
この世界中でパンデミックが起こってる新型コロナウィルスの影響で国から個人や売上や業績が落ちている対象の企業などへ補助金や助成金が出ているのは聞いたことありますよね?
(以前、国民全員に一律10万円が支給されましたね)
現在、企業やサービス業を営んでいる事業者を対象にさまざまな補助金が支給されているので知っておいて損はないかも知れません。
(言うまでもなく個人事業主も対象です)
今回ご案内するのは、
『小規模事業者持続化補助金(コロナ特別対応型)』です。
一般型との違いはこちらを参考ください。
目次
・小規模事業者持続化補助金とは?
・補助金の上限、補助率は?
・申請の際の提出期限はいつまで?
・過去の受付締め切りと発表日は?
・採択率はどのくらい?
小規模事業者持続化補助金(コロナ特別対応型)とは?
「コロナ特別対応型」は、新型コロナウイルス感染症の影響を乗り越えるため、補助対象経費の6分の1以上が、以下のいずれかの要件に合致する投資を行う小規模事業者の販路開拓や生産性向上の取組に要する経費の一部を支援する制度です。
なお、複数の類型に合致する場合は、投資額の合計額が補助対象経費の6分の1以上であれば支援対象となります”
①サプライチェーンの毀損への対応
顧客への製品供給を継続するために
必要な設備投資や製品開発を行うこと。
②非対面型ビジネスモデルへの転換
非対面・遠隔でサービス提供するビジネスモデルへ転嫁するための設備・システム投資を行うこと。
③テレワーク環境の整備
従業員がテレワークを実践できるような
環境を整備すること
簡単に言うと、『主にサービス業などを営んでいる個人事業主や企業向けに(政府の方針で)国から補助金を出しますよ』と言う取り組みです。
目的としては、上記の通り、非対面型ビジネスモデルへの転換です。
要は非対面でも売上を維持あるいは売上を上げる為の補助金を支給しますよという事です。
代表的なものにホームページやECサイトなどが挙げられます。
例えば、美容サロンなら顧客が来店しなくてもシャンプーやトリートメント、化粧品などの店販品をホームページやECサイトで販売したい。
飲食店であれば、テイクアウトのシステムを構築したい、商品をECサイトで販売したいなどです。
以下、参考まで
・古くなったホームページを替えたい。
・ECサイトを作成したい。
・(飲食店は)テイクアウトのシステムを構築したいなど
補助金の上限、補助率は?
・補助上限額…100万円
・補助率
①サプライチェーンの毀損への対応…2/3
②非対面型ビジネスモデルへの転換…3/4
③テレワーク環境の整備………………3/4
3/4の補助ということは、135万円の申請の場合、100万円が補助ということです。
申請の際の提出期限はいつまで?
第3回までの申請受付が締め切っており、
2020年の最終受付締切は、2020年12月15日(木)です。
過去の受付締め切りと発表日は?
第1回受付締切:2020年5月15日(2020年5月29日発表)
第2回受付締切:2020年6月5日(2020年7月22日発表)
第3回受付締切:2020年8月7日(2020年10月30日発表)
第4回受付締切:2020年10月2日(※調整中)
第5回受付締切:2020年12月15日(2021年?)
採択率はどのくらい?
令和2年度(2020年度)補正予算の「コロナ特別対応型(第1回締切分)」の採択率は約82%。令和2年度補正予算の「コロナ特別対応型(第2回締切分)」は約81%で非常に高い採択率となっていました。
ただ、最近採択が発表された第3回締切分の採択率は大きく下回ったと聞いています。
おそらく、補助金の予算額、予算枠を上回る申請があったのではないかということです。
補助金という名の通り、原則、売上面などで困っている事業者に対する補助の為、昨年対比で売上が落ちている事業者を優先しているという事でしょう。
尚、申請フォーマットなどについては商工会議所のホームページ、申請書類の書き方などについては、税理士さんや行政書士さんに聞いてみると良いと思います。
年内最後の締め切りは12月10日(木)です!
それでは。